宮崎留美子がサポートを行うにあたって


サポートの背景
 私(宮崎留美子)の女装歴はかなり長いです。中学生のころから女装を始めています。出身は熊本市ですが、親元を離れたいということもあって札幌市にある某国立大学へ進学しました。そのころ、日常的には男性で学生生活をせざるをえませんでしたが、「女性」としてのひとときがなければ、自分自身どうしようもない耐え難いストレスに悩まされていました。女装して外出することは継続していましたが、それだけでは不十分で、「女性」の姿で人前に出たいという思いが募り、当時、札幌市にあったゴールデンKというゲイバー(今でいうニューハーフバー)でアルバイトさせてもらうことになりました。さらに、普通のカウンターレディとして人前に出たいという気持ちも募り、アイビーという名前の普通のバーでのアルバイトも始まりました。
 当時、アマチュアの女装者が集う場所などはほとんどありませんから、服や化粧、その他の女装グッズなどは、自分で開拓していく以外になかったのです。それはそれは遠回りです。無駄に購入した衣服や下着は数多いものです。化粧品にいたっては、なにか新しいものが出たら試してみる、しかし気に入らないものも多く、どれだけ無駄にしたことか。お金と時間を無駄にする遠回りがありました。もっともそういった遠回りが女装テクニックを上達させたともいえるのですが、サポートする人がいたら、もっと近道で早く上達できるのではなかったのかとも思っています。
 インターネットが普及し、女装することへのハードルが低くなっている現在、長年の私の無駄を費やしたことによる苦労をよき経験として、このサイトを訪れたみなさまに、アドバイスやサポートを提供できたらいいかもね、と思うにいたりました。そしてそのことがビジネスとして成り立つことができれば、女装をうまく上達したいというみなさまと、ビジネスとしてすすめていこうという私とで、Win-Winの関係になっていけるのではないかと考え、このような事業を始めようということになったのです。

サポートのポリシー
 初心者やこれから始めるという人たちに、女装をさせてくれるところというと、女装会館の「エリザベス」があります。1980年頃に事業が開始されたようです。ビジネスとして成り立ち、利用者も多くいたようです。ここは、基本的には「室内女装」で、エリザベス会館のなかでだけで女装し写真を撮ってもらったりするところのようです。女装グッズは下着類は購入するようですが、衣服はレンタルで、メイクアップは専属のメイクさんがいらっしゃいます。数万円の初期投資を行えば、次からは1万円以内で会館を利用できメイクもしてもらえるというシステムのようです。
 私のサポートは、このエリザベス会館のコンセプトとは異なります。ここをご理解ください。そのうえで、私のサポートサービスを利用するか、エリザベス会館などの女装するシステムを利用するか、そこはみなさんが選択してほしいと思っています。
 私のサポートのポリシーは次のようになっています。
 自分自身で女装しうる自立した女装者となること。それをサポートするということです。
 メイクアップのことを例にとって考えてみましょう。一般の女性であれば、高校時代ぐらいから少しずつメイク法を身につけていくでしょう。何年もかかって少しずつ上達していきます。友だちからの化粧品情報も入ってくるでしょう。しかし、女装の初心者にはそんな余裕はありません。さて、つぎの化粧品グッズはわかりますか? 何にどう使うかわかりますか? 化粧水、乳液、美容液、下地クリーム、毛穴カバークリーム、制汗下地、ファウンデーション、シェイドパウダー、アイシャドウ、アイブロー、アイライナー、チークカラー、マスカラ、フェイス仕上げパウダー、口紅、さらにはオーデコロン、ネイル。さらに、二重にしたい人のためのアイテープや二重グッズ、目をぱっちりと見せるつけまつげはどうつけるか。・・・・・たいへんですよね。私はこれらのすべてを所有していますが、ここまでになるのにどれだけ無駄なお金を使ったことか。どれだけの年月がかかったことか。アドバイスとサポートによって、少しでも私がかけた年月を短縮できればいいかなと思っています。もっとも、これらのグッズがすべて必要だというわけではありませんが、もともとが女性的な顔立ちで薄化粧でも十分に女の子に見えるというティーンや20代の男の子ならばいざ知らず、たとえば、40歳を超えた男性の場合を考えてみましょう。薄化粧でどこまで通用するでしょうか。はなはだ心許ないと思います。どうしても、ある程度のグッズは必要になってくるのではないでしょうか。
 右の写真は、私のこの数年以内に撮影した写真です。厚化粧だから嫌だといわれれば返す言葉はありません。ただ、決して若くはない年齢であっても、化粧でここまではできるということでもあるのです。私のメイクを上手だとみるか、ケバイ、嫌だとみるかは、みなさまに判断していただく以外にありませんが、このようなメイクの私にアドバイスをいただきたいという方は、お申し込みをお待ちしています。
 私は、男性としては醜男の部類です。ただ、男っぽい顔つきでなかったことは幸いしていますが、イケメンとはほど遠い顔です。しかし、女装することによって、ここまではなれるということでもあるのです。
 メイク道具でもこんなにたいへん。さてさて、下着となると、サイズや必要なものは、男性とはちがってきます。たとえば、ブラジャーは男性のときには使いませんが、女装するときには必要になってきます。B80だとかC75というブラジャーのサイズの意味がわかりますか。 男性の姿でブラジャーを物色するのは難しいものです。そういうとき、私と一緒に買いに行きましょうというのがサポートのひとつになろうかと思います。パンティ(ショーツ)もカラフルなものがたくさんあります。あなたの希望を聞きながら、男性姿のあなたが、私のものを一緒になって選んでくれている、というようなフリをすれば、少しは気分的に楽ではないでしょうか。
 ウェストサイズも、男性のときのウェストサイズとややちがいます。靴はどうしよう。24.5cmのサイズまでならば、だいたいどこの靴屋さんにもありますが、これより大きくなると、普通の靴屋には売っていません。男性の姿で女性ものの靴を試着するのはなかなか気恥ずかしいだろうと思います。こういうとき、私と一緒にお店に買いに行くとなれば、いくらかでも気が楽になりはしないでしょうか。
 サポートするということは、こういうことも含まれています。
 「自立した女装者となることのお手伝い」というのがコンセプトですが、そうはいっても、自立するまでには年数もかかるかもしれません。とにかく女装して街を歩いてみたいという願望の方には、「メイクをしてあげる」というM1とM2のコースを用意しています。